どうもでございます。
ばすてい(@morosaredo)です。
僕は普段よくビートルズの曲を聴くのですが、ふと思い返してみると、僕が初めて買ったビートルズのCDは、2000年に発売された『1』というベストアルバムでした。
『1』を買ったときはまだビートルズについてほとんど何も知らない状態でした。「Hello, Goodbye」や「Hey Jude」などの有名な曲を数曲知っているだけで、そもそも別に好きではありませんでした。
しかし、「あれだけ世間で素晴らしいと言われているんだから、一度手を出してみる価値はあるな」と思い、ベストアルバムを購入したのです。
家に帰って何気なしに聴いてみたら、めちゃくちゃ感動しました。「半世紀以上前にこんな音楽のアイデアを思いついたのか・・・!」とか、「古さが全く気にならない。いつの時代でも素晴らしい音楽はそのまま素晴らしく感じるんだ」とか、色々なことを頭の中で考えました。
この記事を書いていて、やっぱりベストアルバムって素晴らしいなと改めて感じました。まだそのアーティストについて知らない場合は、そのアーティストについて知る(あるいはファンになる)ためのすごく便利な扉になるし、既にファンであっても「伝説の名盤だ・・・!」と興奮できます。そこで今回は、ビートルズのおすすめベストアルバムをいくつか紹介したいと思います。
おすすめのベストアルバムはこれら!
おすすめベストアルバムその1
『1』2000年発売 27曲収録
先ほども紹介したベストアルバム、『1』。
解散からちょうど30年経った2000年に発売されたこのアルバムは、1枚のCDに27曲が収録されています。
それら27曲はすべて、イギリスあるいはアメリカのチャートで1位を獲得した曲。つまり、"めちゃくちゃにヒットした曲をつめこみました盤"ということ。
「とりあえず1枚ビートルズのCDが欲しい」という方には超絶おすすめです。CDをトラック1から聴いていくうちに、ビートルズの音楽の変遷みたいなのも知れてすごく面白い。
ただし、やはり1枚にまとめてしまっているため収録されていない名曲も多いのが残念な点。どうやらCDの収録容量の限界まで曲を入れているらしいですが、それでも入りきらなかった名曲はたくさんあります。
そしてそれを補完するためには、これから紹介する2つのアルバムを買うと良いです。
おすすめベストアルバムその2
『The Beatles 1962-1966 (The Red Album)』1993年発売 26曲収録
ビートルズが活動したのは、1962年から1970年までの8年間。
その8年の中の、1962年から1966年までの4年の間に発表された曲が収録されたアルバム。
赤色のジャケットが特徴的なこのアルバムは、世間では「赤盤」と呼ばれています。
いわゆる"ビートルズ前期"の曲で構成されており、有名な曲でいうと「She Loves You」や「Yesterday」、「HELP!」などが収録されています。
おすすめベストアルバムその3
『The Beatles 1967-1970 (The Blue Album)』1993年発売 28曲収録
前述の「赤盤」とともにリリースされた、「青盤」。
1967年から1970年までの3年間に発売された、いわゆる"ビートルズ後期"の曲を収録しています。
赤盤とは違ったテイストの曲が収録されています。ビートルズが"アイドル"として見られるよりも"音楽家"として見られようと、ライブ活動をやめてスタジオでの音楽制作活動のみにシフトチェンジしたこともあり、音楽性が大きく変わっています。
音楽センスが特に爆発しているこのアルバムは、一生の間に絶対に聴いておくべきアルバムのひとつだと心の底から思います。
有名な収録曲は、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」、「Hello, Goodbye」、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」、「Let It Be」など。
おわりに
以上、3つのベストアルバムを紹介させていただきました。
とりあえず1枚買いたいという方は『1』を、ビートルズのヒット曲を色々きいてみたいという方は『赤盤』か『青盤』を買ってみるのはいかがでしょう。
個人的には、『赤盤』と『青盤』を2枚セットで買うのがおすすめです。
この2枚さえ持っていれば普通のアルバムは買わなくても良いと思えるくらい内容が充実しています(赤盤と青盤を聴いた後、普通のアルバムを聴いたらきっと「それは言い過ぎ」とお思いになるでしょう)。
というわけでビートルズのおすすめベストアルバムでした。ではまた。
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