【体験談】映画を観ると感情移入しすぎて疲れる原因や対策方法【アニメ、ゲーム、映画等の物語で疲れる人必見】

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どうもでございます。

ばすてい(@morosaredo)です。

 

今回の記事は、「映画を観ると感情移入しすぎて疲れる」という方に向けて書いてみました。

 

僕もまさにその「感情移入しすぎて疲れる」という問題に悩まされているのですが、ではいったいどうしたら疲れずに済むのか、詳しく考えてみて、その方法を実際に試してみたいと思います。

 

 

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映画で高確率で泣く

Amazonプライム会員なので普段よく自宅で映画を観るのですが、そのたびにあり得ないくらい泣いてしまいます

 

海ができるほど泣くときもあれば、目がウルウルするだけのときもあり、涙の量は毎回違いますが、ものすごい高確率で涙が出ます。

 

おそらく、異様なまでに登場人物に感情移入してしまっているのだと思います。映画だけではなく、ドラマやアニメも同様です。

 

では、感情移入しすぎるとはどういうことなのか。すごく共感しているという方もいれば、いまいちよくわからないという方もいると思いますので、簡単に説明します。

 

登場人物に感情移入することによって、作品中で起こる事件などを全て自分が体感した気持ちになるんです。

 

物語って、色々な見せ場をつくらないといけないため、大きな出来事とかすぐ起きるじゃないですか。

 

そういうのを、まるで自分が体験したんじゃないかというような気持ちになって、映画を観終わった頃にはヘトヘトになっています。

 

ゲームなんて本当に本当に本当に疲れます。

 

自分の意志でキャラクターを操作するという特性上、自分が実際に物語のなかにいるかのような気分になり、感情を揺さぶりに揺さぶられてしまいます。

 

 

原因はいったい何なのか

そもそも、原因はいったい何なのか。

 

誰かに言うほどのことでもないし、ましてや病院に行くほどでもない。

 

詳しく調べてみたところ、「映画を観ると感情移入しすぎて疲れる」ということと最も関連するもの、それはHSP

 

HSPとは・・・ハイリー・センシティブ・パーソンの略であり、感受性が他の人よりも高い状態のこと。病気ではなく、心理学における概念的状態だそう。具体的な特性の例として、下記のようなものがあるそうです。

 

  • 感受性が高く、相手の言葉や行動に刺激を受けやすい。
  • 芸術作品(音楽、美術作品、映画など)に感動したり、影響を受けたりしやすい。
  • ちょっとしたことに驚くことが多い。
  • 普段やっていることでも、監視されたり勝負させられたりすると途端にいつも通りできなくなる。
  • マルチタスクが下手。

 

HSPなのか、はたまたただ単に「映画を観ると感情移入しすぎて疲れる人」なのかは定かではありませんが、とにかくできるだけ改善したい!

 

 

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対策はあるのか

では、どうしたら良いのか。

 

調べてみた中で、「これは良さそう」と思ったものをいくつかまとめてみたいと思います。

 

そして、同じ悩みの持ち主であるからこそ考えることができる、独自の解決方法も書いてみたいと思います。

 

 

自分は自分、他人は他人を念頭に

映画を観る前に、「自分と登場人物は別人。他人の考えている本当のことはわからない」と強く自己暗示する。

 

そして映画を観ている最中、また自分が感情移入しすぎていると感じたら

 

いかん! 自分とあいつは他人だから!」

 

と考えるようにすると良いらしいです。これを繰り返すことによりだんだんと改善していく可能性があるとのこと。

 

一生こういった観方をしなければいけないわけではないのでご安心を。

 

あくまでリハビリ的な感じということですね。

 

 

そういった個人の特性だと理解して、上手な共存を考える

HSPであっても「映画を観ると疲れる人」であっても、いずれにせよそれは1つの個性であり、特性です。

 

そのことについて1度じっくりと考える時間を設けてみると良いでしょう。

 

感情移入していると気付いたら、そういう特性を自分が持っているということを思い出してみると、少し気持ちが楽になります。

 

 

逆に楽しむ

どういうことかというと、疲れるの覚悟で普通に観る。ただ普通に観るだけだと結局なんの解決にもなっていないので、逆に「自分が感情移入している」という現状を客観的に考えて楽しむということです。

 

 

 

ここまで感情移入させる?

 

 

 

 

すごい作品だなオイすごい映画だなオイ!

 

 

 

 

 

 

すごい映画だな~!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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そんな簡単な話か?とも思いましたが、意外といけるのではないでしょうか。"感情移入"を一度客観的に考えて、「この作品はすごい」と思えば現実と作品を乖離できるのではないでしょうか。

 

しかも、作品であるという点を必然的に強調して考えることができます。

 

脳が、作品と現実とをごっちゃにしてしまう現象を、少しは軽減できるのではないでしょうか。

 

 

 

実際にやってみた

というわけで、この3つの方法を試してみたいと思います。果たして効果はあるのか・・・!

 

実際に、これらの方法を試しながら映画を観てみたいと思います。今回観る映画は鉄道員(ぽっぽや)

 

 

あらすじ

北海道にある小さな駅で一人、駅長として毎日ホームに立ち電車を見送る男、佐藤乙松が主人公のこの作品。数年前に家族を失った佐藤乙松は、近くに迫った鉄道の廃線の日まで、雪深い駅に立ち、白息を吐きながら電車を見送る。佐藤乙松を演じるのは、名優・高倉健。そしてこの作品は、志村けんが生涯に出演した最初で最後の映画でもある。

 

日本映画の中でも名作と名高いこの映画を、"感情移入しすぎないように"観てみました。

 

目標は、視聴後に疲れきった状態でないようにすること!

 

絶対に疲れんぞ~。

 

 

 

 

結局ギャン泣きしました。

 

内容は言えないけど、感動した……。

気になる方は、ぜひ観てみてくださいね。

 

 

で! 問題は"疲労の有無"。疲れたか疲れなかったか。結果は・・・

 

 

 

 

 

いつもよりかは疲れない。

 

 

 

いつもみたいに、見終わった後に心にぽっかり穴が開いたような感覚を感じはしませんでした。

 

実は検証の前に、"3つの方法を意識しすぎるあまり、内容が頭に入ってこないではないだろうか"という懸念点がありましたが、意外とそんなことありませんでした

 

頭で"感情移入しない!"と考えていても、視覚情報である映画の映像を処理するほうに脳が機能するので、結構ちょうどよく楽しめました。

 

もちろん個人差はあると思いますが、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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おわりに

以上、「映画を観ると感情移入しすぎて疲れる」件についてでした。

 

おそらく僕よりもこの問題に頭を抱えている人も多くいると思いますが、少しでも参考になれたら幸いです。今後も良い方法などがあったら追記したり、新しく記事を書いていこうと思います。

 

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